04SQUIDS OF THE WORLD

世界は、イカでつながっている。

沿岸から深海まで、山口→日本→世界の順に13種。名前・暮らす海・ひとつの不思議を知ろう。

13 種を表示

YAMAGUCHI山口で会えるイカ7

山口県内の堤防で釣ったアオリイカ(2023年5月)。釣り場は非公開。
01沿岸

アオリイカ

Sepioteuthis lessoniana

エギングの主役。

胴のふちに沿って広がる大きなヒレが目印。春は産卵のために浅場へ寄り、秋はその年に生まれた「新子」が釣れる。日本のアオリイカは複数の型に分かれることが分かってきており、写真だけで細かな分類は決めつけない。

季節
春(大型・産卵期)/秋(新子)
釣り方
エギング(堤防・磯)

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© Childダディ / YAMAGUCHI FISHING JOURNAL ・ 釣果記録

02沿岸

ケンサキイカ

Uroteuthis edulis

須佐男命いかの、正体。

胴が細長く、先が剣先のようにとがる。萩・須佐で水揚げされる活ケンサキイカは「須佐男命いか」という地域ブランドになっている。夏の夜、灯りをつけた船からのイカメタルで人気の釣りもの。

季節
初夏〜秋(夜の船釣りが中心)
釣り方
イカメタル・オモリグ(船)

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冬の夜釣りのヤリイカ(2022年2月)。
03沿岸

ヤリイカ

Heterololigo bleekeri

冬の夜、灯りに寄ってくる。

槍の穂先のように細くとがった胴。触腕(長い2本の腕)が短めなのも特徴。冬の夜、堤防の灯りの下に群れで寄ってくることがあり、イカ部のVlogでもおなじみ。

季節
冬〜春(夜)
釣り方
灯りを使った夜釣り(堤防)・船

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© Childダディ / YAMAGUCHI FISHING JOURNAL ・ 釣果記録

ある春の日のコウイカの釣果(2022年4月)。
04沿岸

コウイカ

Sepia esculenta

背中に、白い舟を持っている。

体の中に石灰質の「甲」(舟の形をした硬い骨のようなもの)を持つので、この名前。墨をたっぷり吐くので、釣り上げるときは要注意。

季節
春(産卵で浅場へ)
釣り方
エギング・餌巻きテーラ(堤防)

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© Childダディ / YAMAGUCHI FISHING JOURNAL ・ 釣果記録

山口県内で釣ったモンゴウイカ(2023年5月)。はかりは2.18kg。
05沿岸

モンゴウイカ(カミナリイカ)

Sepia lycidas

2キロ超えもある、大物のコウイカ。

コウイカの仲間の大型種。茶色い胴の背中いっぱいに、コーヒー豆のような形の模様が散らばるのが見分けの決め手。お店で「モンゴウイカ」と呼ばれるイカには、この種のほか輸入の別種も含まれる。

季節
春〜初夏
釣り方
エギング(堤防)

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© Childダディ / YAMAGUCHI FISHING JOURNAL ・ 釣果記録

シリヤケイカ。葛西臨海水族園の飼育展示個体。
06沿岸

シリヤケイカ

Sepiella japonica

おしりが、焼けている?

胴の後ろの端にある腺から赤茶色の液を出し、おしりが焼けたように見えるのが名前の由来。コウイカの仲間だが、甲の先にとげが無い。

季節
春
釣り方
エギング(堤防)

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写真: Totti ・ CC BY-SA 4.0 ・ 出典 ↗

07沿岸

ヒイカ(ジンドウイカ)

Loliolus japonica

手のひらサイズの、冬の相棒。

胴の長さ10cmほどの小さなイカ。寒い時期の夜、港の常夜灯のまわりで小さなエギを使って狙う。釣れる数が多く、はじめてのイカ釣りにも。

季節
秋〜冬(夜の港)
釣り方
小さなエギ・ライトゲーム

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JAPAN日本の海のイカ3

スルメイカ(北海道産)。
08外洋・回遊

スルメイカ

Todarodes pacificus

食卓の向こうに、回遊の旅。

日本のまわりを大きく回遊し、いか釣り漁などで水揚げされるイカ。資源の調査も続けられている。料理の名前から、生きものとしての姿にも目を向けてみよう。

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写真: Almandine(白背景版:Chiswick Chap) ・ CC BY-SA 3.0 ・ 出典 ↗

ホタルイカ。富山で撮影された写真。
09深い海

ホタルイカ

Watasenia scintillans

小さな体に、青白い光。

発光器を持つ小型のイカ。ふだんは深い海に暮らし、富山では発光や生態を伝える展示も行われている。

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写真: kamataryo / iNaturalist ・ CC0 ・ 出典 ↗

ソデイカ。ハワイ・カホオラウェ島の海岸で記録された個体。
10外洋・回遊

ソデイカ

Thysanoteuthis rhombus

ひし形のヒレで、大海原を旅する。

胴の全長にわたる大きなひし形のヒレを持つ大型のイカ。暖かい外洋を回遊し、日本海側では「タルイカ」、沖縄では「セーイカ」とも呼ばれる。

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写真: Forest and Kim Starr ・ CC BY 3.0 US ・ 出典 ↗

WORLD世界の海のイカ3

ダイオウイカの標本。オークランド戦争記念博物館の記録。
11深い海

ダイオウイカ

Architeuthis dux

海の大きな謎を、追いかける。

長い触腕を持つ巨大なイカ。日本海沿岸でも定置網や漂着で見つかることがある。深海での暮らしにはまだ分からないことが多く、標本や観察記録が研究を支えている。

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写真: Auckland War Memorial Museum ・ CC BY 4.0 ・ 出典 ↗

アメリカオオアカイカ。米国カリフォルニア州・コーデルバンク海洋保護区、水深約250mで撮影(2005年)。
12外洋・回遊

アメリカオオアカイカ

Dosidicus gigas

色の変化は、会話かも。

東太平洋の活動的な捕食者。体表の明暗や模様の変化を使ったコミュニケーションが研究されている。

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写真: Rick Starr / NOAA CBNMS ・ Public domain ・ 出典 ↗

カリフォルニアヤリイカ。体色を変えて砂地に溶けこむ。
13沿岸

カリフォルニアヤリイカ

Doryteuthis opalescens

海を動かす、小さな群れ。

北米西岸の沿岸のイカ。モントレー湾では春と秋に産卵のための大きな群れが見られ、海の食物網や漁業とも深く関わっている。

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写真: Minette from Seattle, Washington ・ CC BY 2.0 ・ 出典 ↗