TACKLE / GUIDE / YARIIKA
冬のヤリイカ、
灯火釣りの道具一式
冬から春の夜、ライトで海面を照らして、集まってくるヤリイカを見ながら釣る。秋のエギングと同じロッドとリールに、小型のエギと灯りの道具を足せば始められます。実際に使っている道具で、最初の一式をまとめました。
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先に結論:この組み合わせで始められます
- ロッド
- エギング用の8.6ft・ML(エメラルダス X)。秋のアオリと兼用できます
- リール
- C3000のダブルハンドル(ネクサーブ)
- ライン
- PE0.6号前後+フロロのリーダー。エギングと同じ組み合わせ
- 仕掛け
- 小型エギのナオリー レンジハンターと、キビナゴを巻くエサ巻きテーラを両方
- 灯り
- 海面を照らすLEDライト+三脚+一晩もつバッテリー、手元用のヘッドライト
秋のエギング道具がそろっていれば、足すのは「小型の仕掛け」と「海面を照らす灯り」の2つです。
灯火でヤリイカを釣るってどんな釣り?
ヤリイカは、冬から春にかけて産卵のために岸近くへ寄ってくる、細長い体のイカです。夜、ライトで海面を照らすと、光に集まった小魚を追ってイカも寄ってきます。その群れに、小さなエギやキビナゴを巻いた仕掛けを通して掛けるのが灯火の釣りです。
アオリイカのエギングと違って、大きくシャクるよりも、群れがいる層(タナ)に仕掛けを合わせて、ゆっくり見せるのがコツです。灯りの中を泳ぐイカが見えることもあり、見ながら釣れるのがこの釣りの楽しさです。
ヤリイカの身はとてもやわらかく、強く合わせると足だけ残って身切れしやすいイカです。掛けた後はゆっくり一定の速さで巻いてきます。
山口のどこで、いつ狙う?
山口でヤリイカといえば、日本海側の萩・長門まわりです。冬から春にかけて港の堤防や磯で狙えますが、本番は2〜3月。このジャーナルの釣行記録でも、2月から4月にかけてヤリイカが並んでいます。
冬の日本海は風と波が強い日が多く、北風が吹くと釣りにならないこともあります。夜の釣りなので、出かける前に風・波を必ず確認し、足場のいい場所を選んでください。
ロッドとリール:秋のエギングと兼用
ヤリイカ専用の竿をそろえなくても、エギング用の8.6ft・MLで十分に楽しめます。ここで使っているのは、ダイワのエメラルダス Xとシマノのネクサーブの組み合わせ。秋の新子アオリを狙う時と同じセットです。
ラインもエギングと同じPEとフロロのリーダー。細いPEは軽い仕掛けでも飛ばしやすく、小さなアタリも手元に伝わります。
DAIWA
エメラルダス X(86ML)
8.6ft / ML
ヤリイカの灯火釣りで振っていたロッド。エギングの最初の1本としても扱いやすい。
SHIMANO
21 ネクサーブ(C3000DH)
C3000 / ダブルハンドル
エメラルダスXと組んでいたリール。価格を抑えつつ、シャクリのリズムが作りやすい。
DAIWA
UVF ソルティガ デュラセンサー X8+Si2
エギングもサビキもこのPE。
DAIWA
エメラルダス リーダー(フロロ)
エギング用フロロリーダー。
仕掛け:小型エギとエサ巻きテーラ
ナオリー レンジハンターは、ヤリイカ・ヒイカ向けの小型のエギです。灯りの下で群れを寄せて、狙ったタナでじっくり見せられます。
エサ巻きテーラは、キビナゴを針金で巻き付けて使う仕掛けです。電気ウキとのセットなので、ウキで仕掛けをタナに止めて待つ釣り方ができます。本物のエサの匂いと見た目で、エギに反応しない時にも頼りになります。
灯り:海面を照らすライトと三脚、電源
灯火の釣りの主役は、海面を照らすライトです。YONGNUOのYN600L IIは600球のLEDで、動画にも写っているライトです。堤防に三脚で立てて海面に向け、一晩回せるバッテリーをつなぎます。
手元の作業用には、両手が空く充電式のヘッドライトを。キビナゴを巻く時や、釣れたイカを外す時に使います。海面を照らすライトとは別に用意しておきましょう。
YONGNUO
YN600L II LEDライト
動画にも写っている、海面を照らす600球のLED。イカを寄せる主役。
Fotopro
三脚 DIGI-204 120cm
ライトを堤防に立てる三脚。
CXYP
ソーラー モバイルバッテリー 26800mAh
一晩ライトを回す電源。
冨士灯器
ZEXUS ZX-R730 ヘッドライト
最大1200ルーメンの充電式ヘッドライト。夜の計量も手元も。
ダディ独自の釣法「CD式灯火」
灯火の釣りには、昔から「灯りをつけるとイカが逃げる」という言い方があります。その常識を覆すために Childダディ が独自に考えたのが、CD式灯火です。
大事なのは光量と、それを調節できること。煌々と照らすのではなく、堤防の街灯と同じくらいの明るさを再現して、そのまま30分ほど放置します。急に強い光を当てて散らしてしまうのではなく、いつもの街灯の下と同じ状態をつくって、イカが落ち着いて入ってくるのを待つという考え方です。
灯火の時間は20時から2時ごろまで。この間に群れが入ってくるタイミングを待ちます。だからこそ、一晩まわせるバッテリーと、明るさを絞れるライトが要になります。
あると助かるもの
冬の夜の堤防は、思っている以上に冷えます。防寒着と手袋、温かい飲み物があると、群れが寄るまでの待ち時間も楽になります。
ヤリイカは釣れ始めると続けて掛かることがあるので、キビナゴは多めに持っていくと安心です。釣ったイカは、氷を入れたクーラーで冷やして持ち帰ると、身の透明感が残りやすくなります。
ある日の釣果