TACKLE / GUIDE / SHORE JIGGING
ショアジギング入門、
青物を狙う道具
堤防や磯から金属のルアー「メタルジグ」を遠くへ投げて、回ってきたハマチやサゴシを掛ける。一投ごとに「来るかもしれない」が続く、力強い釣りです。手元にある道具で、最初の一式をまとめました。
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先に結論:この組み合わせで始められます
- ロッド
- ショアジギング用の入門ロッド(2代目 ソルパラ X ショアジギング)。重いジグを遠くへ投げ、青物の引きを受け止めるための竿です
- リール
- 4000〜5000番クラスのスピニング(22 サハラ)。太めのPEラインを巻けて、巻き上げの力があるもの
- ライン
- PEの8本編み(ピットブル 8)+フロロのショックリーダー。遠投とファイトの両方を受け持ちます
- ルアー
- メタルジグ(ジグパラ ショート)を重さ違いで数本。スナップでつないで、すぐ付け替えられるように
- 取り込み
- タモ(ランディングネット)とプライヤー。堤防の上から青物を抜き上げるのは難しいので、ここは省かずに
エギングやアジングの竿では、30〜40gのジグを全力で投げるのも、青物の走りを止めるのも荷が重くなります。この釣りは専用の竿とリールを1組用意するのが近道です。
ショアジギングってどんな釣り?
ショアジギングは、岸(ショア)からメタルジグを投げて魚を釣るルアー釣りです。メタルジグは鉛などでできた細長いルアーで、小さいわりに重いので遠くまで飛び、速く沈みます。沖を回遊するハマチ(ブリの若魚)やサゴシ(サワラの若魚)など、いわゆる「青物」を岸から狙えるのがこの釣りの魅力です。
基本の流れは、遠くへ投げる → 底まで沈める → 竿をしゃくりながらリールを巻いてジグを跳ね上げる、のくり返し。ジグがひらひらと逃げる小魚のように動き、それを追ってきた青物が食いつきます。青物は群れで回ってくるので、朝夕の短い時間に一気に釣れることがよくあります。
青物は掛かった直後に強く走ります。ドラグ(糸が出る強さ)はあらかじめ調整しておき、走られている間は無理に巻かずに竿の弾力で耐えるのが基本です。周りに人がいるときは、投げる前に必ず後ろと横を確かめてください。
山口のどこで、いつ狙う?
青物は潮通しのいい場所に回ってきます。外海に面した堤防の先端や、潮がよく動く磯が候補です。山口は日本海側・瀬戸内側の両方に海があり、季節や潮によって青物が入ってくる場所が変わります。釣り場の情報と、実際に現地へ行った人の声を合わせて見るのがおすすめです。
時期は初夏から晩秋にかけて。とくに秋はベイト(青物が追うイワシなどの小魚)が岸に寄り、それについて青物も近づきやすい季節です。時間帯は夜明け前後と夕方の「まずめ」が狙い目。風が強い日は遠投が難しく、波のある堤防の先端は危ないので、出かける前に風と波を確かめてください。
ロッドとリール:重いジグを投げて、引きを受け止める
ショアジギングの竿は、30〜60gほどのジグを遠くへ投げられる長さと硬さがあり、青物が走ったときに折れずに耐えられることが大事です。手元にあるのはメジャークラフトの2代目 ソルパラ X ショアジギング。価格を抑えたシリーズで、ショアジギングを始める1本として定番になっています。
リールは4000〜5000番クラス。太めのPEラインをたっぷり巻けて、重いジグを巻き上げても負けない力が要ります。組んでいるのはシマノの22 サハラ。価格と丈夫さのバランスがよく、海で使い続けやすいリールです。
ライン:PEの8本編み+ショックリーダー
メインラインはPE。細くても強く、伸びが少ないので、遠くのジグの動きが手元に伝わり、遠投もしやすくなります。手元にあるのはシマノのピットブル 8。8本の糸で編まれていて表面がなめらかなので、投げたときにガイドを抜けやすいのが特長です。
PEは擦れに弱いので、先端にフロロカーボンのショックリーダーを1〜2ヒロほど結びます。岩や堤防の角、魚の体に擦れても切れにくくするためです。バリバスのショックリーダーを合わせています。PEとリーダーの結び目は、青物の強い引きを受ける一番の弱点。家で練習しておくと現場で慌てません。
ルアー:まずはメタルジグを重さ違いで
最初にそろえるなら、メジャークラフトのジグパラ ショート。手に取りやすい価格で色と重さがそろっていて、根掛かりで失っても気持ちが折れにくいジグです。水深や潮の速さに合わせて使えるよう、重さ違いで何本か持っておくと安心です。
ほかに、リトルジャックのMETAL ADICT-03と、ジャッカルのTG ビンビンスイッチ 80gも手元にあります。ビンビンスイッチはタングステンという重い金属でできた80gのルアーで、同じ重さでも小さく、深い所や潮の速い所で底を取りやすいタイプです。
Major Craft
ジグパラ ショート 20〜60g
最初に揃えるメタルジグ。
Little Jack
METAL ADICT-03
メタルジグ。
JACKALL
TG ビンビンスイッチ 80g
タングステンのスイッチ系。
ジグとリーダーのあいだはスナップでつなぐと、ジグの付け替えが一瞬で済みます。スミスのSPスナップと、強度のあるオーナーのP-38 剛力スナップの2種類があります。青物の引きでスナップが開いてしまわないよう、強度表示を見て選びます。
SMITH
SPスナップ
スナップ。
OWNER
P-38 剛力スナップ
強度のあるスナップ。
取り込みと、あると助かるもの
堤防の上から青物を引き抜こうとすると、重さで竿が折れたり、ラインが切れたりしがちです。せっかく掛けた魚を足元で逃さないために、柄の長いタモ(ランディングネット)を用意します。手元にあるのは、枠・網・柄がそろったランディングネットの3点セットです。
青物の口には大きな針がしっかり刺さるので、針を外すプライヤーも必須です。ラインを切る刃が付いたものなら、リーダーの結び直しにも使えます。
おり釣具
ランディングネット 3点セット BLUE LARCAL
青物を取り込む。
UMIBOZU
フィッシングプライヤー
針外し・ラインカッター。
また、同じ竿で底近くのヒラメやマゴチも狙えます。そのときに使うのが、DUOのビーチウォーカー ハウル(ジグヘッドとワームの組み合わせ)と、交換用のハウルシャッドです。青物の回遊が無い時間に、底をゆっくり引いて探る使い方ができます。
DUO
ビーチウォーカー ハウル 21g
ヒラメ・マゴチ狙いのワーム。
DUO
ビーチウォーカー ハウルシャッド 4インチ
交換用のシャッド。
動画で見る:ダディのショアジギング
この記事の釣行(2022年11月・日本海側の堤防)の動画です。教わった3段階のしゃくり方や、ヤズが掛かってからのやり取り、血抜きの様子まで、実際の釣り場で見られます。