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山口の堤防で始める
アジング道具

夜の常夜灯の下で、1g前後の軽いジグヘッドにワームを付けて、アジのアタリを手元で感じて掛ける。道具は軽くて少なく、仕事帰りにも寄れる釣りです。実際に使っている道具で、最初の一式をまとめました。

・ 文 Childダディ

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先に結論:この組み合わせで始められます

ロッド
アジング専用の短くて軽い1本(クロステージ アジング CRX)。1g前後のジグヘッドを投げて、小さなアタリを感じるための竿です
リール
2000番の小型スピニング(EM MS 2004H)。細いラインと軽い竿に合わせます
ライン
アジング用の細いフロロ(アジングマスター)。必要に応じてフロロのリーダーを足します
仕掛け
ジグヘッド(レンジクロスヘッド 0.8g)+ワーム(アジマスト)。この2つの組み合わせが「ジグ単」です

エギングやサビキの道具とは別に、アジング専用の竿とリールがあると、軽い仕掛けの操作とアタリの取りやすさがまるで変わります。

アジングってどんな釣り?

アジングは、ジグヘッドと呼ばれる小さなオモリ付きの針にワーム(やわらかい疑似餌)を付けて、アジを釣るルアー釣りです。サビキのようにコマセ(寄せエサ)を使わないので、手も汚れず、荷物も竿1本と小さなケースで済みます。

主な舞台は夜の堤防。常夜灯の光に集まったプランクトンを食べに小魚が寄り、それを追ってアジが集まります。光と影の境目あたりに仕掛けを投げ、ゆっくり沈めながら、ふっと軽くなったり、コツンと手元に来たりするアタリを竿で感じて合わせます。

アジは口のまわりがやわらかく、強く引くと口が切れてバレやすい魚です。合わせは手首で軽く、巻き上げは一定の速さで。抜き上げる時は竿をあおらず、ラインを持って上げると口切れが減ります。

常夜灯が並ぶ夜の港で、竿を出している手元
常夜灯が並ぶ夜の港。この灯りと暗がりの境目が、アジングの狙いどころです(ダディの動画より)。

山口のどこで、いつ狙う?

アジは山口の日本海側・瀬戸内側のどちらの堤防でも狙える魚です。常夜灯のある港なら、まず候補になります。釣れる時期は長く、初夏から晩秋にかけて数が出やすく、秋が深まるほどサイズが上がっていくのが一般的な流れです。ダディのおすすめは10〜11月。尺(30cm)クラスが混じる、いちばん面白い時期です。

時間帯は日が落ちてから。夕方のうちに場所を決めて、暗くなって常夜灯がきいてきたころから始めると、アジが寄ってくるタイミングに合わせやすくなります。夜の堤防なので、足元とライフジャケットの準備を忘れずに。

ロッドとリール:軽くて短い専用の1本

アジングの竿は、1g前後のジグヘッドを投げられて、その軽い仕掛けが今どこを沈んでいるかを手元で感じられることが大事です。エギングの8.6ftの竿では仕掛けが軽すぎて扱いにくいので、ここはアジング専用の短い竿を1本用意するのがおすすめです。使っているのはメジャークラフトのクロステージ アジング CRX。入門から長く使えるシリーズです。

リールは2000番の小型スピニング。竿が軽いぶんリールも軽い方がバランスがよく、長い時間振っていても疲れにくくなります。ここではダイワのEM MS 2004Hを組んでいます。

ROD ダディの愛用

Major Craft

3代目 クロステージ アジング CRX

ジグ単アジングの入門〜中級ロッド。

ライン:細いフロロを軸に

アジングのメインラインは、細いほど軽い仕掛けが沈みやすく、アタリも手元に出やすくなります。ここで使っているのはバリバスのアジングマスター フロロ。フロロカーボンは水になじんで沈みやすく、ジグ単の釣りに向いた素材です。

リーダーは、メインラインがフロロなら直結で使う人もいますし、先端だけ少し太いフロロを足して根ズレやアジの歯に備える人もいます。手元にはサンラインのスモールゲームリーダーと、ダイワの月下美人 フロロリーダーの2種類があります。

仕掛け:ジグヘッドとワームの「ジグ単」

ジグヘッド1つにワーム1本。この最小の組み合わせを「ジグ単(ジグヘッド単体)」と呼び、アジングの基本の仕掛けです。土肥富のレンジクロスヘッドは、アジの小さな口にも掛かりやすい針形で、常夜灯まわりでは0.6〜0.8gが基本の重さになります。

ワームはエコギアのアジ職人 アジマスト。細身の定番と、少し太くて存在感のあるファットタイプの2種類があり、アジの活性や潮の速さで使い分けます。ワームは消耗品なので、色違いを数袋持っておくと夜に手が止まりません。

バッカンの水の中にたくさん入ったアジ
ジグ単で釣ったアジをバッカンへ。群れが入ると、次々に掛かります。

あると助かるもの

夜の釣りなので、手元を照らすヘッドライトは必須です。常夜灯があっても、ワームを付け替えたりラインを結び直したりする時には自分の灯りが要ります。ただし海面を直接照らすとアジが散ることがあるので、手元だけに向けます。

釣ったアジは、氷を入れた小さなクーラーに入れると持ち帰った時の鮮度がまるで違います。ワームとジグヘッドを入れる小さなケース、針を外すプライヤーもあると手返しがよくなります。

白い皿に盛ったアジのお刺身
釣ったその日のアジのお刺身。秋のアジは身が厚く、脂ものっています。

ある日の釣果

まな板の上に2列に並べたアジ14匹
11月、若潮の夜の釣果。20cm前後のアジがそろいました。

動画で見る:ダディのアジング

ダディのYouTubeから、11月の若潮の夜にアジングで大漁になった釣行の前編・後編です。常夜灯の下でアジが次々に掛かる様子を、実際の釣り場で見られます。